【喫茶玉一】大阪港で時間を巻戻して
地下鉄だけど阿波座駅を越してから地上を走る、それも何故か高架の上を走る電車に乗って大阪港駅で降りてみた。
普通は海遊館へ行くのに何度か降りた方もおられるでしょう。
が、私は未だに1度も行ってないのです。昔あったサントリー美術館なら何度も行ってるんですが…
それはさて置き、昔仕事で南港に通っており毎日大阪港を通過していた訳ですが、そこでいつも気になってた建物が両側にありまして。
北側はこちらの天満屋ビルや他の建物
南側にも大阪大商船時代の建物や戦後の外国船員用の英語表記が残っている建物達、歴史を感じます〜
そして電車が海中トンネルに入る前にに見える昭和ビルの並び!
こんな可愛いcoffeeの文字があるわ、昭和な食堂とか、めっちゃ気になるやん!
そして気になりつつも帰りには営業終了という毎日を過ごして、仕事は一旦退職の日が来てしまい、ますます気になりつつ大阪港から離れる日々でした。
そんなある日、大阪港の南側のレンガ倉庫が開放されたりして、これはまとめて大阪港巡りだ!と計画を実行する時がやってきたのです‼︎
朝一番は昔から行きたかった喫茶玉一
調べてみてもなかなか営業の詳細がわからず、とにかく平日の朝から行けばなんとかなる!で行ってみたら、営業してました‼︎うれしい‼︎
モーニングがめっちゃお得でなんだかええんやろか?と思ってしまう320円‼︎
(マスター!350円でもええやん‼︎それでも安い‼︎)
店主夫婦にお話を聞くうちに判明したのは2019年8月から10月頃に一旦営業を辞めておられたのです!
それはママさんが大腿骨骨折して入院されたし、お客さんも減ってしまったから…
とのことでした。
今現在は通院リハビリも終わりましたがご夫婦の体力を考えて時間を短くして営業されてます。
それにしても値段が安い!(もう少し値段上げても怒らへんで〜)
憂慮されるのは役所や会社が南港に移転してしまい常連さんが減ってしまったし、新型コロナのおかげでいつまで営業できるか…とおっしゃる。
こんな素敵な喫茶店が無くなるなんて考えたくない!昭和の商船時代はさぞかし賑わっていたでしょうね。本当に洒落てます。
マスターのお父さんが戦前からお店をされてた時はビルではなかったそうですが、歴史ある喫茶店なのです。
建物の可愛さもショーケースも良いし看板も良い、内装の素晴らしさはため息ものです!
ここは出来るだけ頑張って通いたい!!と思って何かと理由をつけて来ています。
この装飾カッコよいでしょ?めちゃくちゃ大好きなんです
是非皆さんも煉瓦倉庫や天満屋ビルの見学と一緒に喫茶玉一へお越し下さい!
この店内で飲むコーヒーは格別ですよ。
喫茶 玉一
大阪市港区築港2丁目8ー29
AM6:30〜PM13:00
土日休み
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