【喫茶むらかみ】地域の人達で72年守ってきた純喫茶
Twitterでは限界があることから、今更と悩みながらもとうとうブログを始めることにいたしました。
乱筆乱文の文章力もない私ですが、よろしくお願い致します。
ブログに踏み切るまでの話はさて置き、昨日約10年ぶりに訪問した純喫茶のことを紹介します。
場所は東成区にある今里新道商店街、そう、あの昭和20年開店の愛する喫茶 むらかみ
とても雰囲気の良い商店街の中でひときわ目立つ暖簾とショーケース、タイル、扉、扉の文字、どれもカラフルでかわいい。
扉を開けて中へ 「こんにちは〜」
店内もいい雰囲気、昔と少し違うのはイスのお座布団と小物が増えてる。
さて、コーヒー頼まなくちゃコーヒー
と、思っていたら早速ご常連さんから「外、寒なっとる?」と大阪らしいネタふり
昼間と比べ夕方地下鉄を降りたら、とても寒かったので「地下鉄降りたら風がつべたかったわ〜」
もうここからご常連さん達の会話の渦に入っていくのである。
あまりに会話に夢中になって、ご店主さん
「あ、注文聞かなね〜(笑)あかん、忘れとったわ(笑)」
「その前にストーブ点けたげるわな」
昔と変わらず、のんびりのほほんと優しくてほんわかなところが自分のペースを取り戻せる大好きな場所
それからまた常連さん達と話をしながらテレビからは水戸黄門、そして店主さんが
「あ、せやせやコーヒーだけでええのん?モーニングにせえへんの?」
「!!!!!」
昔来たときは午前中だったから当たり前だと思っていたけど、ただ今夕方16時過ぎ!
心の中で「モーニングて!」とツッコミ
せや、トーストとコーヒーのセットは何時でもモーニングってことなんやね、うんうんと納得
お腹が空いていなかったのでコーヒーだけにしてもらうことに
このカップ、懐かしい。子供の頃は価値がわからなかったけど、今は好きなカップ
コーヒーを飲みながら、カウンターのタイル、丸い電灯、すりガラスや引き戸や全てが私のまだ生まれていない昭和のもの(昔来たときは床屋さんかと思った)
店内の床タイルもかわいい
年配のご常連さん達が次々とやって来ては話に花が咲く、現在は先代の店主さんの娘さんが継いでいるのですが、マイペースで明るい店主さんだからこそ町の人たちが集まる。
そして人が集まるからこそ今日までこんなにステキな純喫茶が続いている。
新しい世代の私たちはどう守り継いで行けるのか?
だからこそ私ももっと通いたい この冬の間に行こう、次回は店主さんお手製のおぜんざいを注文したいな。
ありがとう、また来るからね
画像の無断使用、転載ともに固く禁止